Facebookで投稿した予想以上に反響が大きかった私と娘の対話。
がんばっていた算数で、予想以上に悪い点数をとって落ち込んだ小3娘。
一緒にお風呂につかっている時、娘がぼそっと言った。
娘「わたしの中にね、悲しい気持ちと、混乱してる気持ち、怒ってる気持ちがある・・」
私「そうか、悲しい気持ち、混乱した気持ち、怒ってる気持ちがあるんだね。いろいろな気持ちがあるのは、とても自然なことだよね。その気持ちを認識してるのもすごいと思うなぁ」
娘「心の中で、戦ってるみたい」
私「そうかあ。(心の中の)国民が、戦ってるの?」(私のこころ王国メタファー&国民トークは幼児時代から親子の共通言語)
娘「なんか・・混乱してる感じがする」
私「混乱してるんだね」
その後、お風呂を出て耳掃除をしてほしいとやってきた娘。耳掃除をしてもらいながら、またボソっという。
娘「まだ怒ってる気持ちがある」
私「そうかあ、まだ怒ってる気持ちがあるんだね。そういうこともあるよね。ところで、〇〇ちゃんの中に、今回算数をがんばった国民はいないの?」
娘「いる」
私「その国民をほめてあげた?」
娘「ううん」
私「がんばったらほめてほしくない?お母さんから見てもよくがんばってたと思うし、そのがんばった国民をほめてみたらどう?」
娘はすっと目を閉じて、なにか国民に話しかけはじめた様子。しばらくして・・
私「やってみたの?」
娘「うん」
私「どんな感じ?」
娘「少し落ち着いた。でもまたちょっと怒ってる感じする」
私「そうなんだね。人が怒ってる裏には、傷ついたり悲しい気持ちがあるんだよね。だから今回はずいぶん悲しかったのかなあ」
娘「うん。それ知ってる」
私「怒ってる国民は、これ以上この国の国民を傷つけたら許さないぞ!っていう国民だから、〇〇ちゃんを守ろうとしてる国民なんだよ。
怒ってる国民も、悲しんでる国民も、がんばってる国民も、みんな〇〇ちゃん王国を想ってくれているんだから。みんないていいんだよ」
私がそう言った次の瞬間、寝転んでる娘の体の力がスーッと抜けるのがわかった。
そして、とてもおだやかな顔になって、娘は寝ていった。
どんな気持ちの自分も抱きしめて、そのまま大きくなあれ~~
※親子の共通言語をつくり感情的知性・心の知性(Emotional Intelligence)を読むだけで理解できるようになる、アリスとテレスの物語。
260名以上、270万円以上が集まったクラファン制作分の残りが現在出回っていますが(2022年12月時点)少ない部数なので、欲しい方はお早めに手に入れてくださいね。
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